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ダルメシアンのそのブチは①

「昔昔その昔 ある村にとても貧しい若者が住んでいました。

その若者にはお互い頼りあってよりそう一匹の犬がいました。

犬は全身真っ白な毛を持ち、それはまるで雪のようでした。

だから犬の名前は「小白」となったのです。

その年村は大干ばつとなり田畑には亀裂がはいり

樹も花も草もみんな枯れ果ててしまいました。

薪を割って生活を立てていた若者は売る薪がなくただただおなかを減らして毎日を過ごすしかなかったのです。そんな生活を耐え忍んでやがて冬がきました。

餓えに寒さ 若者はとうとう病に倒れてしまいます。

医者に見てもらうお金もなく この先どうしたらよいのでしょう?

犬の小白はとても忠実な犬でした。

でも彼にお金をかせぐということはできません。

そうやったらご主人を救えるの?

ご主人の体はだんだん弱ってきています。それを見てとてもあせります。

ある夜小白は村のそばにある山に行きました。何かご主人に食べされるものはないか探しにきたのです。

でもただ雪が舞い散るだけ、樹も枯れ果ててしまっています。動物たちでさえどこかに隠れてしまっています。小白は悲しくなりました。あまりにも悲しくて「うぉーーーん、うぉーーーん」と泣きだしました。

「わんこや、何を泣いているのだね?」

急にとてもとても慈悲深い声が聞こえました。

「ご主人が病気なのですがお医者にいくお金もありません。もう何日も何も食べていないのです。うぉーんうぉーん」

小白は自分でも意識しないうちに急にしゃべれるようになっていたのです。

わたしは山の神様。まず泣くのをおよし。そして何があったのかゆっくり話してごらん

小白がお話していたのは実は山の神様だったのです

小白はご主人である若者の悲惨な状況を神様に話ました。神様がご主人を助けてくれるよう願いながら

「よしわかった。わたしが助けると約束しよう。ただお前がなにかのものをさし出せばわたしがそれをお金に変えてあげよう。わたしはたくさんのお金をおまえの主人にあげることができる。おまえのそのきれいな毛をそれを一掴み、そうすればそれは一枚金貨に変わる」

小白の体を包むきれいな雪のような毛。それを一掴み一掴みひきちぎり まるで穴だらけのように

なってしまう。どんなに醜い姿になるのか?小白は怖さを禁じえませんでした。

「毛をけずりとってしまったところはもう元にはもどらないよ。そこはずっとかさぶたのままだ。

これからずっと一生お前のからだは金貨と同じ大きさのかさぶたで埋め尽くされるのだよ」

山の神様は重々しくおっしゃいます。

「あ!この金貨はどこから来たんだい?」

朝若者は枕元にある金貨の入った袋をみつけます。

そしてそのまま食べ物を買ってきて餓えをしのぎました。

そしてお医者にも行きました。若者はただ食べることに忙しく小白が隠れていることに気づきませんでした。

なぜなら小白の体にはすでにたくさんのかさぶただらけになっておりそれを若者に知られたくはなかったのです。

次の朝、また枕元に金貨の袋がありました。若者は考えれば考えるほど不思議でたまりません。

もしかしてどろぼうのもの?今晩は寝た振りをしていったいこの金貨は誰のものなのか調べてやろうと決心します。

もうすぐ夜明けという時に若者は聞きなれたちりんちりんという音を聞きつけます・

「まさか小白?」若者が起き上がったときにはすでに枕元に金貨の袋がありました。

小白はもうすでに朝山のほうへとかけていきました。しばらく追いかけた若者も追いつくことができずあきらめてしまいました。

「まだ暗くってはっきり見えなかったけどあの鈴の音は小白に間違いない。明日こそ必ずはっきりさせてやる」若者はそう決心します。

3日目の夜若者は山へ続く道の入り口で隠れて待ちました。

「ちりーん、ちりーん」

真夜中 聞きなれた鈴の音が聞こえてきます。若者は隠れていた石の影から頭を出します。

「なんてこと?あれが小白???」

首にかけている鈴以外その犬の全身どこも小白に似ているところなどひとつもありません。

なぜならその犬の体は全身たくさんのたくさんの丸い丸いかさぶただらけで 血が出ていたり

膿がたまっていたり 吐き気をもよおすほどだったのです。

これがあんなに真っ白だった小白?

http://blog.with2.net/link.php/71050  ありがとう

私のアイデンティティ

ちまたでは「反日デモ」のニュースであふれかえってます。

わが社に新しい上司が来て早めに工場見学をしたいという希望があったのですが

会社から「ちょっと大陸出張は控えてね」というお達しが。

同僚は今回のデモに関しては(表面上かもしれないけど)

比較的冷めてみていて「バカなことするねーーー」と。

ま、お互いバツの悪い話題なのでそれ以上は深く話はしないのですが。

でもそこでつい私の口をついて出た言葉が

「わたしたち」

という言葉。

つまり 「私たち日本人は」ってことなんですよね。

なんで「わたし」ではなく「わたしたち」だったのか?

彼らの理論(暴徒ではなく)はわかります。

他国を侵略し非人道的な行いをした  知識としてわたしの中にはあります。

そしてそれは繰り返してはならないことだと。

だから過去を反省し前に進まなきゃいけないと思っています。

だからといって暴徒と化して襲撃してもいいということにはならない。

それでは進歩することはできないから。

もしわたしが日本にいてニュースをみたりするのなら「ばかだねーー」くらいですんでいたかもしれない。

でもいまいるここは外国。香港は比較的落ち着いてるとはいえ何かあると「中国人」になる。

もし今わたしの周りにいる人たちがわたしが「日本人」というだけで昨日とは正反対に敵対感情を持ったとしたら?

不特定多数の人からの暴力には耐えられても昨日まで仲良くしてきた人たちがわたしに対して敵意を抱いたら?

きっとわたしは耐えられないんだろうーーーーと。

わたしは「日本人」なんだと今さらながらに感じました。

そして個人対個人の関係も 中国人対日本人 とかわる恐ろしさ。

普段はなんでもへっちゃらぷっぷーーーーで乗り越えてきたけれど

今日はものすごく「孤独」だなー。

次世代のために真実は伝えるべき。何をいまさら隠すのでしょうか?

あてしょん

ここ3日間連続で我が家にお泊り組のVIVIがあてしょんを・・・

しかもわたしのベッドの上で。

前2日は目撃してないのですがVIVIはシェルキー。

我が家のちびっこどもに比べてそのしっこの量もシェルティです。

だから誰がやったかわかるのよ。

 

が!

 

今朝やつはわたしの目の前で 「じょろーーろーーーーん」と

しっこしやがりましたの!

これあてしょん以外の何物でもない!

 

たぶん朝一番VIVIの遊びのお誘いをやんわりと断わったから。

でかい図体とはいえVIVIはまだ1歳

まだまだ遊びたいさかり。

しかも自分の家じゃご主人が出勤中はずーーーとケージの中だし。

 

うちでは放し飼いの遊び放題。

おもちゃもそこいらに転がってるし。

そんなVIVI、朝起きてワタシがちょっとソファーや椅子に坐るとおもちゃを咥えて

投げろとせがむ。夜もしかり。

ぼとん とおもちゃをワタシの足元に落とし 「くふーーーん」の切なげなため息とともに

臥せ。じっと眼をみつめるとさらにたまらないのか「ふぉーーーーーん」と身悶えるVIVI。

 

たいていは「しゃーないな。家に帰ったら一日ケージやしな」

で、唾でべとべとのおもちゃを投げて差し上げるワタクシ。

 

あてしょん

人間もできたらすっきりするのかな?

会社でやってみる?

 

「じょろーーーーーーん」

 

きっと文句を口出して言うよりすっきりするかも

 

 

 

13歳 白内障のQQちゃん

ハスキー顔なポメMIXのQQちゃん。

わけあって週5日ほど我が家にお泊りにきます。

ご主人が中国出張で留守がちためなんですが。

QQちゃんは白内障になっちゃいました。まだ若干すこーーーしは見えているという

検査結果。

白内障とわかってご主人の家族は「安楽死」を進めたそうですが眼以外はまったく元気なQQ。

ドックフードにトッピングした鳥のささみをきれいに分けて食べるし(おいおい)

足腰もしっかりしてるし。

そんな元気なQQを安楽死するにはしのびない、でも最近出張が増えてちゃんと世話ができない。

そんなわけでご主人のいない間はうちに来ることに。

はっきりいって香港では眼の専門医がいません。

2-3ヶ月に1回外国から専門医が来てくれるそうですが次に来るのは2ヶ月も先のこと。

その間何の薬も治療もありません。

確かにQQは見た目は健康だけどやはり高齢。手術はかなりリスキーとは思います。

でも手術できるかできないか?手術するのかしないのかそんな選択肢もないのです。

影程度かもしれないけどまだ見えてるのに・・・

人間の医療はかなり進んでる香港。

動物関係になるとこんな有様です。

確かに眼が見えなくなること、これはつらいこと。

でも愛があれば乗り越えられると思うのは私のエゴなのかなー。

お医者さん大好き

daudau獣医さん大好き♪

 

うちの だうだう はお医者さんに行くのが大好き。

病院が近づいてくるとリードを引きちぎるように走りわれ先とドアをノックします。

ガラス張りのドアにべた~~~~~~とへばりついて中をのぞいてます。

待合室でも落ち着きなくあっちをくんくんこっちをくんくん。

周りの人からは「・・・・・・・元気だねーーー・・・・・・」

すみません・・・・・・・

 

だう ここは病院。もう少し大人なしくできんかなー

飛んだりはねたり「ぐほおおおおおおん」と興奮するのはやめましょうね。

 

「だうだう」

看護婦さんに呼ばれて診察台へ。

わー 尾っぽぶんぶんやし・・・

注射もへっちゃらぷっぷーーー。おっぽを振り回したまま。

 

カルテの量は人様のお犬さまの一生分くらいはあるらしい。

 

病気がちだった 君ももう4歳なんだねー

 

虹の橋

先週近所(うちの家の斜め前。窓から挨拶できる距離)のぱぐ友の「だいひゅん」くんが虹の橋へ。

ジステンパーでした。

咳と痰がひどかったのですが薬でかなり抑えられていたし

トイレはまったく正常。食欲は旺盛とはいえなかったけど

相変わらずやんちゃにソファーに飛び乗って遊んでたのに。

約2ヶ月食欲があったりなかったり。咳も出る日もあればまったくしない日もあり。

この症状が続いてほぼ2ヶ月だったからきっとジステンパーじゃなく違う病気じゃないのって。

ジステンパーならこんなに長くは生きれないんじゃないの?そう言ってたのに。

ところが先週の日曜日急に下半身のバランスがとれずによろよろ歩くように。

連絡をもらった私たちはすぐにお友達の家に。

足がぐらぐらしてる以外は見た目はまったく普通のぱぐ子犬。

自分でトイレにも行ったり。

蹴り返す力もかなり強かったのにね。

その晩急に泡を吹いて全身痙攣。急いで獣医につれていったのですが・・・・・・

これ以上は見てられないということで注射を打ってもらったそうです。

 

香港のペットショップ。

全部が全部とは言わないですが「黒店」悪徳な店がいっぱいです。

大陸から子犬をケージいっぱいに詰め込んで密輸。

その際トイレの始末が面倒ということで水もご飯も上げないそうです。

当然ほとんどの子犬は病気になる。その病気になったわんこも無理に注射を

打って元気そうにみせてだまして売る・・・

誰かがその店を訴えてもまた店の名前を変えて商売する。

 

不幸なわんこは後を絶えません。

 

「天国のちょっと手前に七色に輝く虹の橋があります。

私たちが愛してやまなかった動物達は、その生涯を終えるとこの虹の橋にやってきます。

そこには彼らのための緑あふれる丘があります。たくさんの食べ物と水、そして光に満ちた

とても幸福な場所。

病気だった子、年老いた子たちはここで昔の健康で力強い体を取り戻します。

傷ついた子、体の不自由な子も再び力強い体を取り戻しました。

まるで私たちが夢の中で思い出す彼らの姿に。

 

彼らはこの場所でとても幸せです。ただひとつのことを除いては・・・

それは地上に残してきた特別な人への恋しい思い。

 

彼らはみんなで仲良く走り回ったり、遊んだりして過ごしています。

いつものようにみんなで走り回っているとその中の1匹が急に立ち止まりました。

彼の瞳はある方向をじっと見つめながら明るく輝いていました。

彼はみんなのもとを離れ走り始めます。

あなたを見つけたのです。まるで空を飛ぶように走っていきます。

 

あなたは最愛の友と再会します。喜びの中でお互いに抱き合い、もう2度と離れることは

ありません。

祝福のキスがあなたの顔に降り注がれます。

あなたの手は再び最愛の友の頭を撫で、そしてあなたの瞳は再び友の瞳を見つめます。

遠い昔に別れた、でも決して忘れたことのない・・・・信頼に満ちた彼の瞳を。

 

そしてあなた達は一緒に虹の橋を渡っていくのです」

 

これも有名な詩でこちら香港でも中国語バージョンがありました。

 

だいひゅんくんも今ごろ虹の橋で走り回っていることでしょう。

 

 

お産婆

2年前我が家に赤ちゃん誕生。

医者からは「あと2週間くらいで生まれるんじゃない?」

「そろそろってなったら隅っこのほうにねぐらを作りはじめるからすぐわかるよ」

という説明。

まー「むいむい」も飛んだりはねたり、食欲も旺盛。普段と変わりないしまだ先だわねと

高をくくってたら・・・・

 

2003年7月9日

家に帰ってみると床が水浸しになってる。

さては  「しっこ?」

でもにおいはないし。ふっとむいむいに眼をやるとおしりのところに大きくて黒いものが

飛びでてるし!

一瞬「ああ、妊娠じゃなくってなんかの病気やったんか???」とぞうきんを持ちながら頭の

片隅でわけなわからないことを考える私。

 

その瞬間 「ぎゃーーーーん」という大きい悲鳴とともに「ゴンッ!」と何か落ちる音が。

おそるおそるソファーの下を覗き込むと

 

げっ!あかちゃんや・・・

しかもおかあさんであるむいむいははじめての出来事に逃げよった!!!!

ここで大声を張り上げては余計にむいむいは逃げまどう。

とりあえずはあかちゃんをどうにかしなきゃ!

あかちゃんはもぞもぞ動いてるけどまわりにはなにやら薄い膜に囲まれてへその緒もまだついたまんま。

急いで用意してあったタオルでやさしくその膜をふきとるにわか産婆のわたし。

でもへその緒は?どうやって切るのん?

片手にあかちゃん 片手に携帯で早速獣医に電話。

「消毒したはさみかナイフでだいたい2cmくらい残して切って。ひっぱちゃだめだよ」

だーーーーー、切るんですか?

 

ぱちん

「ぎゃん」

 

血もでなかったし赤ちゃんも無事そう・・・ほっ

 

そのあと約30分おきくらいに一匹 計5匹出産(そのうちの一匹は死産でしたが)

難産が多いといわれるパグですが非常に順調でした

さすがは母。2児目からは自分でへその緒を食いちぎり赤ちゃんをなめまわすむいママ。

私がふき取った一子はまだうっすらと濡れてるのにおかあさんがなめて身づくろいされた子たちは

ちゃんーーと毛が乾いてる。おーーーー、神秘なり。

誰が教えるわけでもないのにすごいねーー。かんどーーーー

母は偉大なり。

ぱっつんぱっつん

 

 

 

でべそにならずにすんだ第一子

 

夏生まれの彼ら。4匹のうち一匹は2日目に他界。

室内温度25度を保つためこの日から我が家では24時間エアコン体制。

一ヶ月の電気代約1800ドルなり(約27000円か?)

おかあさんがんばって働きます・・・・

つつく人たち

スーパーでよくみかける光景。

 

りんごの特売コーナーで物色中のカップル。

5個で10ドル富士りんご(ほんものかどうかは不明。でも酸味がきいてて私の好み)

 

「い~~~~!これも傷ついてるわっ」

そう言いながら彼女はそのりんごを

投げて 戻しました・・・・

 

君も投げてる!つつきまわしてるし!

そんなんするから傷だらけになるねん!

ダンボールの中には傷だらけのりんごが3個残ってました

 

袋ものの揚げパン。

だーーーかーーーーらーーーーつつくなーーーーーー。

そんなパックもんのパンどれも一緒やし。賞味期限のチェックならわかるけど

つついて何がわかるのですかーーーーーーー。

 

とにかく何がなんでもつつきたがる香港人。

傷つてるだの文句言う前に君の行いを改めましょう。

 

まーまー そんないらつかんでおかん。のんびりいこうや。

 

犬の十戒

これから犬を飼う人へ・・・

そして今すでに一緒に暮らしている人たちへ・・・

 

「私の一生は10~15年くらいしかありません

ほんの少しでもあなたと離れていることはとても辛いのです

どうか私を飼う前にそのことを思い出してください

 

あなたが私に何を望んでいるのか私が理解するまで時間をください

私を信じてくれること それがわたしの幸福なのです

 

長時間私を叱らないでください

罰だといって私を閉じ込めないでください

あなたには仕事や娯楽があり友達もいます

でも私にはあなたしかいないのです

 

私に時々話しかけてください

たとえあなたの「言葉」を理解できなくてもあなたの「声」は理解できます

 

あなたが私をどんなふうに扱っているのか気づいてください

私はそのことを決して忘れません

 

私を叩く前に思い出してください

私にはあなたの手の骨をたやすく噛み砕くことができる歯があるのに私はあなたを噛まないだけだと

いうことを

 

私が言うことをきかないとか しつこいとか 怠けているといって叱る前に考えてください

私がそうなる原因があるのではないかということを

 

もしかしたら私に合った食事じゃないかもしれない

厳しい暑さの中で耐えていたのかもしれない

私の心臓が年をとって弱っているのかもしれないのです

 

私が年をとっても面倒をみてください

あなたも同じように老人になるのです

 

私が旅立つときはそばにいてください

「見ているのがつらい」とか「私のいないところで逝かせてほしい」なんて決して言わないでください

 

あなたがそばにいてくれるだけで私は心穏やかでいられるのです

 

そして忘れないで

わたしはあなたを 愛している ということを

 

作者不詳」

 

各国のサイトで翻訳されてる有名な詩なのでみなさんもご存知な方が多いと思いますが

あらためて紹介してみました

 

日常に追われて八つ当たりしてませんか?

長時間ケージに閉じ込めてたりしてませんか?

自分が短期なのを棚にあげて「面倒くさい」とか「言うことをきかない」と言って

叱ってばかりいませんか?

 

そんなときはこの詩を思い出して深呼吸してみてください

そしてあなたの友の瞳をのぞきこんでみてください

そこにはあなたへの無償の愛と信頼だけがやどっているということに

気づくでしょう

 

 相方が店をやっている関係でよく捨てねこ捨て犬の世話をすることがあります

ねこはだいたい道端のにゃんこの里親さがしですが犬の場合は

今飼ってる人が飼えなくなったというものがほとんど。

「引越し先が飼えないから」

「こんなに大きくなると思わなかった」

「そこらじゅうにトイレをするからめんどうだ」などなど・・・

どれも身勝手なものばかりです

たしかに道に放り出しちゃうよりはまだ新しい家を探そうとしてるのでまだマシなのかもしれないけど

でもこうやって簡単に家具を買い換えるように手放せるというのがどうしても理解できません

サイトなんかみてるともっとひどいことはあります

10何歳になって白内障になり脚がだんだん不自由になってから捨てられる

ペットショップにシャンプーに来てそのまま置き去りとか

確かに家族の一員としてものすごく愛情もって接している人もいっぱいいますが

こうしたひどい人たちもたくさんいます。こういった話を見たり聞いたりするたびに気が滅入ります。

 

「悪人悪報」ですよ。

 

捨てにゃん

捨てられにゃんにゃん兄弟3匹が来てから約1ヶ月。

来たばかりのときはようやく眼が開いたか開かないかの

か弱いにゃんず。

小さな箱に入れられて公園のゴミ箱横に捨てられてのをにゃんこ好きの

おばちゃんがうちに持ってきたんです(持ってくるなーーーー)

しかしここで我らが見捨ててはにゃんずは明日にでもお星さま。

毎日4時間置きのミルクやりに下の世話。

うにうに動き回るその姿 癒されます。

体力的にはかなーりきついお世話でしたがやはり情も移るもの。名前までつけちゃってるよ。

しかーしよくこんなかわいいものを捨てれるものよのー。いやまじで。

頭が「きんかん」サイズだったにゃんたちも歯も生えてきて昨日から離乳食。

そろそろ新しいおうちに行ってもいいね。

里親希望者は10人くらい。これだけ手塩にかけたので厳選いたします。

新しいおうちのみなさんかわいがってあげてください。

1匹だけどうしてももぞもぞ下を徘徊。上を見てくれず。この子だけ他の2匹に比べ

ちっこいのでお母さんはちょっと心配