シャンプーデー
六福ずのシャンプーはこれはもう一大行事である。
なんせ一気に全員洗うためむつとおかんの連携プレーとなる。
終わったあとは人間のほうがぐったり、股間ぶるぶるである。
概して六福ずはシャンプーはみんな好きそうではあるがその反応は
それぞれ各自各様。
名前 / 黒兜(はっだう) 通称「だう」
シャンプー性格 / 自分の番が回ってくるまでうろうろあっち行ったりこっち行ったり。
シャンプー中は異様に興奮している。
毛は比較的乾かしやすい。
耳掃除は母にしかさせない。が、わざと哀れっぽい声を出す。虐待されてると演出し
たいのだろうがしかし誰も同情はしない。
鼻のしわの汚れは天下一品 お風呂後のいびきのでかさも天下一品
名前 / 黄黄(うぉんうぉん)
シャンプー性格 / 順番が来るまで寝ている。終わったらまたこれ即効で寝ている
ドライヤー中もおとなしい。しかしかなり毛深いので乾かすのに時間がかかる。
お風呂中は温泉場のおやじ・・・・
耳掃除もおとなしい、されるがまま。優等生である。
名前 / 黒妹(はっむい) 通称「むい」
シャンプー性格 / 人のシャンプーをずっと見ている。ドライヤー中もずっと側で見ている。
でも根がビビリーなので自分のドライヤーの時は思いっきり恐がって逃亡を図ろうとする
がいつも失敗。
濡れたままでおかんにしがみついてくるのでこっちがびしょぬれになる。
毛は短く乾きにくい。
名前 / 黒猪(はっちゅう)
シャンプー性格 / されるがまま。とにかくおとなしい。耳掃除中もおとなしいがこそばいのか右足がひくひく
わき腹を触ってもひくひく。
でもおとなしく「ぼーーー」としている。
毛の生え変わりは被毛がグレーっぽくなっている。毛は乾きづらし。
名前 / 牛牛(あうあう)
シャンプー性格 / 腰は若干引けてる、おとなしくされるがまま。
毛は比較的乾きやすい。
最後のほうは飽きてくるのか逃亡をはかろうとする。
名前 / 小黄(しぃう うぉん)
シャンプー性格 / おとなしい。ちびっ子3匹組はこういうときにはおとなしい。
散歩中もこうであってほしいと願うものなり。
毛は多いもののすぐに乾く
名前 / 仔仔 (ちゃいちゃい)
シャンプー性格 / I LOVE シャンプーである。自分の番が回ってくるまで
ずっとお風呂場で見ている。自分が終わっても最後の1匹まで
やはりこれもじっと見ている。他の子をドライヤーしている横で寝そべって
風に当たろうとする。「風のおこぼれ」を期待か?
頭、おなかの時などは至福の表情。
シャンプー、これもただ洗うというのではなく
お犬とのコミュニケーションであり、思わぬ病気発見(皮膚病とか)になることもある。
どうしてもカットをしなければならない子は外でシャンプーする機会が多くなる。
うちに来る子の場合シャンプー中に気づいたことなんかを飼い主さんに伝える。
たとえば抜け毛が異様に多いとか、耳掃除のときに片耳だけ「きゃん」と言った、汚れがひどいなど。
上記以外にももちろんわが子の衛生という面もある。
ただしこれはあくまでもお犬さまの健康生活のためであって、においが気になるから2日に1回洗うのなどという人間側だけの都合ではないのである
(こういう人はけっこういたりする・・・逆に汚れに汚れきってからまるで全身せんべいにようになってから来る人もいる)
いわゆるむっとする獣臭というものはシャンプーが原因だったりする。
におい消しに香りのきついシャンプーを使ってないか?
ドライヤーでちゃんと根元まで乾かしてるか?
お散歩毎にちゃんと硬くしぼった濡れタオルで拭いてあげればシャンプーはそんなに頻繁にしなくても大丈夫なはず。
夏は湿度90%を越える香港。試しに夏場に生乾きのままのお犬の背を触ってみるとよくわかるけど
中の被毛はかなり蒸れている。皮膚の弱い子なんかはこれで皮膚病になったりすることもある。
嫌がってもちゃんと乾かす。恐い子には音がなるべくしないドライヤーを使う、タオルドライを完璧にすれば
ドライヤーを使う時間も少なくてすむ。
シャンプー、ドライヤー、耳掃除、薬。嫌いな子も多いけれどきちんとしてあげる。
嫌そうだからしない・・・
これはいざというときに困ることになる。
そう老後の看病である。
下手したら必要な手当てができないことになってしまう。
無理やりはいけない。でも時間をかけて呼吸をあわせていけば大丈夫。
散歩してたりすると「わーー、きれいな毛!」といわれる。
「どこのシャンプーを使ってるの?」とも。
それはシャンプーのせいだけじゃない。
日ごろの愛情生活、食事、ブラッシング、そうしたトータルなもの。
時間もお金もかかるのである。
でもそれは親が見得をはるため、お犬の見かけを気にするからではない。
清潔に健康に暮らしてほしいと思うからである。
見かけのきれいさではなく、心身が健康なわんこ。
もうこれだけで十分なのである。
(老犬についても基本は同じ。心身の健康が第一。加齢によって毛のつやがなくなったとしても
清潔で健康に留意した体に負担のかからないケア、これが大事なのである)
今日の六福動物指数
犬 9匹